映画 裸のいとこの公開内容とメッセージ

映画「裸のいとこ」は2013年度に公開された日本映画です。監督は大鶴義丹、主演は佐々木心音と湯江健幸で、佐々木心音はグラビアアイドルとしても有名です。映画のあらすじは湯江健幸演じる実業家、金、地位、名声、全てを手に入れ欲望のままに生きていた男でしたが、ある時から事業に失敗し多額の借金を抱えるという転落した人生を送る事となります。そこで逃げる場所として選んだのが原子力からも近く大震災の被災地となった福島県南相馬市でした。被災地の現状を知り、被害を受けた人達の生活を目の当たりにした男は、この地でボランティアをしながら生きていこうと決意しますが、そこで佐々木心音演じるいとこに出会い、もう一度再起をかけようと奮闘するラブストーリーとなっています。佐々木心音は放射能を浴びて特殊な能力を使えるようになっていたり、少しSF的な不思議な要素も組み込まれています。裸のいとこは、大鶴義丹が実際に被災地を訪れて自分には何ができるのかと考えた時に生まれたと言われている作品で、リアルさと斬新さも詰まっている映画です。ロケはほぼ全て被災地で行われており、原子力発電所の20キロゲート内にもあたるギリギリの位置で撮影されているシーンもあり、現実的な迫力や、見る人々に訴えかけるようなメッセージ性の強い作品となっています。裸のいとこはDVD化もされており、震災から3年以上が経過した今や、これから何年か経った先にも忘れてはならない現実があった事が伝わってくる物語です。