人気の映画「裸のいとこ」を鑑賞しました

大鶴義丹監督で昨年公開された「裸のいとこ」を鑑賞しました。
公開時から気になっていた作品でした。
舞台は震災直後の福島県南相馬市。湯江健幸演じる田口が投資に失敗して夜逃げし、南相馬市の叔母の家へ身を寄せるところから物語が始まります。田口は被災地のボランティアに赴くのですが、実際に南相馬市でロケを敢行しているので、生の被災地が映し出されます。
叔母の娘で不思議な能力を持つ少女ミユを「フィギアなあなた」で人気を博した佐々木心音が演じています。佐々木心音のエネルギッシュな演技に好感が持てました。他の出演者の方々も素晴らしく、特に輝いていたのは「仮面ライダー鎧武」で仮面ライダー斬月役で人気の久保田悠来です。見た目の良さは勿論ですが、それだけではありません。この映画を観た方は彼に夢中になってしまうかもしれません。
この「裸のいとこ」は原発問題が中心の社会派の映画と言うわけではなく、酒やドラッグなど裏社会を描いていたり、超能力や純愛も盛り込まれているエンターテイメント作品です。最初の期待を良い意味で裏切ってくれるので、何気なく手に取っても楽しめる作品です。それでいてやはり震災後の生活に迫り、人々の心情や葛藤を描いているので、心にぐさりと突き刺さる言葉もあり、日本の現状や復興に目を向けさせるために大切な役割を果たしていると感じました。
色々な意味で見所の多い作品なので、観るとこの作品について誰かと話したくなると思います。